院長より新年のご挨拶

明けましておめでとうございます。いつも柿田眼科にお越しいただきありがとうございます。当院は今年4月で、19周年となり、20年目を迎えます。ここまで続けられたのはご来院していただいている皆様のおかげと職員一同とも感謝しております。

　今年の当院の目標は「時短」です。これは最近流行りの労働時間の短縮という意味ではありません。診療待ち時間、当院滞在時間の短縮という意味です。
　当院は開院以来、「混雑している」「待ち時間が長い」クリニックとして有名(？)でした。半日の診療時間は3〜4時間なので、一人の眼科医が診ることができるのは40〜50人が限度です。より良い医療を提供するためにお待たせするのはある程度仕方がないと考えていました。

しかし、「丁寧な医療」イコール「時間をかける医療」ではありません。皆さんがご来院した目的を的確に効率よくスタッフが聞き取り、必要最低限の検査をし、正確な診断・治療につなげます。待ち時間のストレスを少しでも減らすことを今年の目標としました。
　もし、お気づきの点がございましたら、遠慮なく当院スタッフにお伝えください。

日本眼科医会の理事を拝命して今年4月で3年になります。理事の中で東京に近いためか、昨年はより様々な会議に駆り出されています。「外科系学会社会保険委員会連合（外保連）」の処置委員会及び検査委員会、「日医光JIS原案作成委員会」、「コンタクトレンズの安全性確保のための検討ワーキンググループ」、「医療用から要指導・一般用への転用に関する評価検討会議」等、厚生労働省をはじめ他の業界の方々と意見を交換しています。
　他業界の方々は平日昼間の会議が当たり前ですので、日常は診療している医師の都合で予定が立ちません。また、このような会議は急に1ヶ月以内に予定されることが多く、以前より更に日程をやり繰りしている次第です。

緊急の診療変更に関しては当院ホームページのトップページにある「お知らせ」に急遽掲載します。また、診療予定情報もご確認ください。診察希望当日にネットや電話による受付順番取りをされますと休診の場合は受付ができないよう設定されていますので、待ち時間の短縮をかねて来院前に事前受付をされることをお願いします。

今年も柿田眼科をよろしくお願いいたしますm(__)m

2017年1月　　柿田眼科　院長　　柿田　哲彦