手術室へようこそ

トップページでも述べましたが、当院では白内障を始め、日帰り手術を基本としています。

白内障日帰り手術とは
白内障とはもともと透明な水晶体(レンズ)が濁り、視力が低下する病気です。白内障手術とは 濁った水晶体を摘出し、その同じ部分に直径約6mmの人工のレンズ(眼内レンズ)を埋め込む手術です。


【当院自慢のカールツァイス製のよく見える手術顕微鏡です】

日帰り手術の利点は、1.入院費がかからない、2.入院に伴う見舞い客への応対などの煩わしさがない、3.日常生活が保たれる、4.手術した翌日から仕事に復帰できる、などがあります。しかし一方、1.通院が大変、2.手術日は付き添いが必要、3.重い全身病の方は難しい、などの欠点もあります。したがって、以上について問題がない方は日帰り手術が可能です。このように、白内障手術は今では安全な手術となりました。

当院では、1.目薬のみの麻酔で(点眼麻酔)、 2.黒目と白目の境目を2〜3mm切開し(小切開創)、 3.水晶体の中身を超音波で細かく砕いて吸い出し(超音波乳化吸引術)、 4.折りたためる眼内レンズを埋め込むという、最新の白内障手術を日帰り手術 で行っております。

現在の白内障手術の安全性は更に高くなり、眼内レンズの度数を調整することにより、強度の近視、遠視を治すことができます。また、切開の位置を調整することにより、乱視を減らして、メガネなしで遠くや近くをよりよく見えるようにすることも可能になりました。また、脳梗塞や不整脈などで血液がかたまりにくくするお薬を内服されている方も、黒目(角膜)を切開することにより、出血の心配なく飲み薬を続けながら、安全に白内障手術を受けることができます。
以上のように、当院では患者さん一人一人に合わせた、
カスタマイズした白内障手術を行っています。

ご自分でも白内障日帰り手術が可能か疑問をお持ちの方は、是非当院にご相談ください。

 ☆白内障手術の説明会を見学できます(ご案内はこちら)



最新白内障手術について

白内障手術はこの10年間で更に進歩しました。

極小切開白内障手術

20年以上前は白内障である濁った水晶体をそのまま摘出する手術が行われていました。その頃は、10mm以上(黒目の半周)の切開創を作ることが必要でした。その後、超音波白内障手術と折りたたみ眼内レンズ挿入が主流となるに従って、切開創は5〜6mmから3mm前後にまで小さくなり(小切開白内障手術)、目にかかる負担も随分、少なくなりました。
最近では、切開創をさらに小さくして、
2mm前後で手術ができるようになりました。この方法を極小切開白内障手術といい、術後の早い回復と、感染の危険をさらに少なくすることに効果があるものと期待されています。当院ではこの極小切開白内障手術を導入しており、良好な手術成績をあげています。


多焦点眼内レンズ

今までの眼内レンズを単焦点眼内レンズと呼びます。ある一定の距離は鮮明に見えますが、そこを前後に離れるほどぼやけて見えます。
そのため白内障手術後、遠くがよく見える方は老眼鏡のような近くを見るための眼鏡が必要になります。一方、白内障手術後近くがよく見える方は近視の眼鏡が必要になります。



多焦点眼内レンズとはいわゆる遠近両用眼鏡と似た働きをもつ眼内レンズです。このレンズを挿入した場合、めがねの必要性が軽減し、術後にめがねが全く不要になる場合もあります。ただし、この効果は全員の方に保証されるわけではありません。
また、多焦点眼内レンズによって、一部の方では夜間に車のヘッドライトやネオンサインなどがにじんで見づらくなったりする(これらの症状をグレア、ハロといいます)ことがあります。そのほか、単焦点眼内レンズと比較すると、コントラスト感度の低下(見え方の質の微妙な低下)がおきる方がいらっしゃいます。

多焦点眼内レンズの最大の問題点は料金です。健康保険が適用されませんので、すべて自費診療となります。当院では2011年7月に先進医療実施医療機関として厚生労働省の認可を受けましたので認可を受けていない施設と比較すると費用が少なく済む可能性があります。(詳しくはこちらをどうぞ)