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オルソケラトロジー

オルソケラトロジーの部屋へようこそ。 ここでは、オルソケラトロジーについてご説明します。

オルソケラトロジー(Orthokeratology)とは、特殊コンタクトレンズを使用して近視を治療する方法です - オルソケラトロジー


1.オルソケラトロジー(Orthokeratology)とは、特殊コンタクトレンズを使用して近視を治療する方法です

現在の近視治療には、レーザー治療(LASIK、PRK)が有名です。角膜(黒目)をレーザー光線で蒸発させて削り、近視を治す治療法です。これはやり直しが効かないため、ある程度のリスクを覚悟しなければなりません。また、角膜が薄くなりますので手術後の目の強度が問題視されています。

オルソケラトロジーとは、Orthokeratology=ortho正常(化)+kerato角膜+logy研究、学問 つまり、角膜矯正学という意味です。 眠っている間、特殊なハードコンタクトレンズ(OKレンズ、上写真参照)を装用し、角膜の形を平らにして、レーザー治療と同様の効果を生む近視治療です。

2.オルソケラトロジーの特長

(1)やり直しができるので安全
(2)日中にゴミが入って痛くなったり、コンタクトが外れたりする心配がない
(3)角膜の強度は変わらない
(4)夜間装用なので、親が管理できる
(5)日中は自由に目薬ができる
(6)近視の進行を抑制できる(詳しくはこちらをどうぞ)
等、様々なメリットがあります。

3.オルソケラトロジーの欠点

オルソケラトロジー効果の持続時間は1〜2日です。残念ながら、眠っている間のOKレンズ装用を毎日か1日おきに続ける必要があります。診察も、3ヶ月に1回の定期検査が必要です。

また、適応も限られます。-2〜-3D以下の近視、視力だけでは説明できませんが、0.1以上の視力である軽い近視がより治りやすく、強度の近視は難しいようです。また、特に年齢制限はありませんが、角膜が軟らかい若い方の目ほど治りやすいと考えられます。トライアルレンズの効果を確認して、治りやすいかを判断します。

4.オルソケラトロジーの費用(全て税込です)

この治療法は医療保険で認められていません。当院では、スタンダードレンズの場合、片目に110,000円、両目に220,000円、乱視に強いプレミアムレンズの場合、片目に143,000円、両目に286,000円となります。これには、OKレンズ代、診察代と汚損、破損時のOKレンズ代(片目に付き年1回まで無料)を含みます(OKレンズのケア用品代とOKレンズ装用に要する目薬代は別途必要です)。

ただし、オルソケラトロジー開始後1年以降は、継続料としてスタンダードレンズの場合、片目に年間22,000円、両目に44,000円、プレミアムレンズの場合、片目に年間44,000円、両目に88,000円が必要です。これには、診察代と汚損、破損時のOKレンズ代(片目につき年1回まで無料)を含みます。

※オルソケラトロジーに係る費用については、医療費控除の対象となりますので領収書は無くさないように保管して下さい。

柿田眼科にてオルソケラトロジーを受け付けております。 お電話またはメールにてご連絡下さい。

TEL 04-7159-8888
E-Mail kec@kakitaeyeclinic.com

柿田眼科でのオルソケラトロジーの結果 - オルソケラトロジー

[柿田眼科でのオルソケラトロジーの結果]
2〜3ヶ月でほぼ全員が0.8以上となっています